保育園の帽子に刺繍をしてみよう!初心者は帽子に直接縫わない方法がおすすめ。

こんにちは、hirakoです。

この春から、わが家の次女が保育園デビューをします。

応援の気持ちをこめて、保育園の帽子に「刺繍」をしました。

 

hirako
この「刺繍」が個人的にはめちゃくちゃおすすめ!

なのです。

みんなやってみたらいいのに・・・と思うので、今回ブログにて紹介することにしました。

 

とはいえ、最初に言っておきますが、わたしは刺繍に関しては超初心者です。

長女の保育園入園前に、はじめて刺繍デビュー。

仕事復帰してからは、全くしていません。。。

hirako
「刺繍が趣味です!」

なんていえるような人ではありません。

 

それでも、「刺繍はおすすめ」なのです。(2回目)

今回は、初心者の方でもできる刺繍の方法や、刺繍のメリットなどもあわせてご紹介します。

「刺繍してあげたいけど・・・」と悩んでいる方は、ぜひ一読してみてください。

 



保育園の帽子に刺繍をしてみよう!必要な材料は5つ。

まず、刺繍に必要な材料をざっとご紹介します。

①布

保育園の帽子に直接縫い付けず、布に縫い付けていきます。

なぜなら、直接縫い付けて失敗したらイヤだからです。

また、うちの保育園の場合、帽子をもらうのは入園してからでした。

余裕のあるうちに刺繍をしたかったので、“帽子がなくても出来る方法”にしました。

 

➁刺繍糸

さまざまな刺繍糸がありますが、最もよく使われるのは「25番刺繍糸」です。

メーカーによって糸番号などは異なりますが、初心者はむずかしく考えず、気に入った手触りや色の糸を購入すればOKです。

刺繍糸は100均でも売っています。

hirako
ちなみに「濃い色」の場合、色落ちすることがあるので注意です。

 

③刺繍針

「フランス刺繍針」を選びましょう。針の太さは布の厚さと糸の本数(太さ)、ステッチの種類などによって使い分けます。

 

④刺繍枠

刺繍をするには必需品の刺繍枠は、1台持っていると便利です。

値段も1000円以下で購入可能です。

hirako
12㎝台が使い勝手がいいですよ!

 

⑤チャコペーパー

元となる図案を布にうつすときに便利な複写紙です。

↓複写紙を使うと、簡単に布に図案がうつります。

手芸屋さんや100均で売っています。

hirako
図案がずれないように、チャコペーパーと布をマチ針で留めておくのがおすすめです

 

保育園の帽子に刺繍をする「直接縫い付けない」方法!

保育園の帽子に直接刺繍をするのが一般的ですが、初心者には「直接縫い付けない方法」がおすすめです。

なぜなら、失敗できるから!す。

正直、直接縫い付けた方がかわいいです。

でも、布に刺繍してから、帽子に縫い付けてもとくに遜色ありませんでした。

なにより、刺繍初心者のわたしにとって「失敗しても、何度でもやり直せる」という点が良かったのです。

初心者におすすめ!直接縫い付けない方法とは?

①図案を決める

➁複写紙を使い、布に図案をうつす

③刺繍をしていく

④完成したら、刺繍の周りをカット

⑤保育園の帽子に縫い付ける

です。

ちなみに、↓こんな刺繍をしました。

【追記】コロナの影響で、復帰時期が延びたため、さらに刺繍をしてみました。

↓イラストを描くのが好きなので、娘の似顔絵を描いて、刺繍してみました。

↓こちらは長女分。保育園たのしんでね!という気持ちを込めて。

保育園の帽子に刺繍を縫い付けるポイント【追記】

あれから数年経ち、子どもたちが転園をしたりして、いくつか刺繍アップリケを作りましたので、

それも含め、作った刺繍をご紹介します。

↓初期の作品(2020年)

↓転園したときに作った作品(2021年)

【長女のイラスト】

【長女のリクエスト すみっこぐらしのとかげさん】※めちゃくちゃがんばりました!

初期の頃は、刺繍が完成したあと、適当にまわりを切って、かがり縫いで縫い付けただけでした。

布の切れ端が見えないよう、5mmぐらいを内側に折って縫い付けていくのですが、丸いカタチだと上手く折り込めず難儀でした。

折り込んだあと、アイロンで押し付けて、マチ針で留めるとやりやすいです!

帽子は裏がえして使うこともあるので、なるべく、裏側に糸が見えないよう注意しました。

正直、結構雑で、テキトーです(笑)

誰も、そんな細かいところまで見ないので、パッと見てついてたら大丈夫です!

 

さらに見栄えをよくしたいなら・・・

初期に作成したあと、たまにワッペンなどを作ってみることもがあり、前に比べ、刺繍が上手になりました。

見比べていただくと、差は歴然!

ちょっといろいろしてますが、簡単に紹介します。

ポイントは「接着芯」という硬い布です。ダイソーなどでも売ってるみたいです!

片面がのり付けされていて、布をあててアイロンをすると、接着芯と布がくっつき、補強されるものです。

hirako
布だけより、アップリケ感を出したいと思い、補強方法を考えました

 

手順は以下のとおり。

①布に刺繍をする

②布と接着芯をアイロンでくっつける(刺繍枠以上の大きさにしてください)

③好みの大きさに切る

④周りをブランケットステッチ(縁がかり)で縫う

hirako
ブランケットステッチがむずかしそうだったら、かがり縫いでもOKです

⑤保育園の帽子に縫い付ける

縫い付ける際は、白のふつうの糸で、ブランケットステッチをした間をかがり縫いしました。

(ほんま雑ですが、白だし、そんな目立たないからテキトーで大丈夫です!笑)

接着芯で補強されている分、縫い付けづらいです。(布が硬いのでちょっと力がいる)

ただ、最初のやり方と比べて周りの布を折り込む必要がないし、見た目もキレイです。

 

ざっとした説明ですが、イメージつけたでしょうか。

ご質問などがござましたら、答えられる範囲でお答えします。(なにぶん、素人ですので)

 

保育園の帽子に刺繍をしてみた、正直な感想。

今回、2度目の挑戦だった刺繍。

刺繍作家の川畑杏奈さんの図案を参考に「お花&次女の名前(隠しているところ)」を刺繍してみました。

かかった時間は3~4時間程度。想定していた以上に早くできました。

実際、刺繍をしてみた正直な感想をご紹介します。

 

いちばん時間がかかるのは、「図案を選ぶこと」。

工程の中で、いちばん頭と時間を使ったのは「図案を選ぶこと」でした。

わたしが今回刺繍した2本のシンプルなお花ですが、

  • どのお花にするか
  • どの並びにするか
  • 娘の名前はどこに入れるか
  • ローマ字か?大文字・小文字?それとも、ひらがな?

など、構図を決めるのに時間がかかりました。

実際、刺繍歴うん十年の母も「いちばん時間がかかるのは、縫い始めるまでやわ」と言っておりました。

ほんと、その通りです。

今回、以前購入した刺繍の本を参考にしましたが、一冊の図案から選ぶだけでも一苦労。

hirako
わたしのように優柔不断な人は、「さっさと決めよう!」と意識して、即決を心がけるのがいいかもしれません。

 

縫うより、糸の処理がニガテ・・・

刺繍を縫う作業はとても楽しかったのですが、、めんどくさかったのが「糸の出し入れ」です。

わたしが使っていたのは6本の細い糸をより合わせた25番刺繍糸だったのですが、扱い方をきちんと確認しておらず、テキトーに出してしまい絡まる絡まる・・・

ほつれた糸をほどくことが出来ず、結局ハサミで切るはめになりました。

今、言えるのは「刺繍糸は1本1本出してください」ということ。

糸を使う前に、まずはさっとお勉強しましょう。(勉強というほどではありません)

 

刺繍をする時間帯は「子どもが寝ているとき」。

基本的には、子どもが寝ているときに作業をしていましたが、刺繍が楽しくて、子どもがテレビを見ている合間などにもしていました。

すると、案の定「何してるの~?見せて~」と寄ってきます。

「集中したいのに邪魔される」&「針を持っているから危ない」と、寄ってくる子どもにイライラしてしまいました。

これは、ママがわるいです。

なるべく集中できる環境で、刺繍はしたほうがいいです。

 

刺繍に集中する時間は心地いい

子どもが寝静まったあと、一人でチクチクと刺繍をする時間はなんとも心地が良いです。

育児や家事とはちがい、“自分の好きなことをやれている”という感覚がありました。

くわえて、“子どものため”という素敵な要素があるので、なおさら、嬉しく感じるのです。

 

「やらないといけない」ではなく「やることが楽しい」と思ったのは、久々でした。

普段、やることが山積みのママにとって、あえて手間のかかる「刺繍をする」のは、意外とストレス発散になります。

 

【長女が刺繍の帽子を使って2年】保育園の帽子に刺繍をしてみて感じた7つのメリットは?

誰ともかぶらない

図案はオリジナルではありませんが、そもそも「保育園の帽子に刺繍をする」という人が少ないので、被る確率はきわめて低いです。

 

毎週洗濯しても、大丈夫

市販のアップリケなどをつけていると、徐々に取れ始めます。

実際、アップリケの端がとれかけている帽子をちらほらみます。

刺繍であれば、しっかりと縫い付けているので、とれる心配はありません。

毎週、帽子を洗濯をしていますが、2年経った今でもバッチリです。

(多少、色落ちはしていますが)

 

他のママさんからも褒められる

保育園によりけりかもしれませんが、うちの子どもが通う保育園では、「帽子に刺繍をしている」のは稀でした。

たまに、帽子の飾りが手作りだとわかったママさんから「すごいね」と褒めていただけることがあります。

hirako
普段、褒められる機会がないので、すごく嬉しいです。

 

自己満足感をすごく感じられる

少し手間をかけて作った、ママにとっても自慢の帽子です。

完成したときに自己満足感を味わえますが、2年経った今でも、帽子をかぶっている娘をみるたびに、ちょっと嬉しい気持ちになります。

作成時間はほんの数時間ですが、2年以上、嬉しい効果をもたらします(笑)。

十分、がんばる価値があります!

 

服と違って、保育園の帽子は季節問わず、長く使う

Tシャツやトレーナーであれば、季節が変われば着なくなるし、すぐサイズアウトして、着るのも一瞬です。

でも、保育園の帽子は季節関係なく、1年中ずっと使い続けます。

帽子はすぐにはサイズアウトしないので、2、3年使い続けられます。

長く使いつづけるからこそ、裁縫がニガテなママでも、頑張って刺繍をしてあげる価値があります。

 

1度作ると、2度目のハードルがかなり低くなる

今回、長女に続き、2度目の刺繍に挑戦したわけですが、1度目につくったときより格段にスピードアップしました。

長女のときは、そもそも刺繍枠なんかも使ったことがなかったので、いろいろとあたふたしましたが、今回は2年以上前にしたことを意外に覚えており、わりとスムーズにできたのです。

 

何でもそうですが、一度経験すると、次が始めやすいです。

今回、保育園の帽子の刺繍を始めることで、かならず次に刺繍をする機会があったときに「やっといてよかった」と思うはずです。

 

保育園の帽子に刺繍をしたら、ほかの衣服にも挑戦してみよう!

長女の保育園帽子に刺繍をしたときに、刺繍の楽しさを感じ、ほかの衣服にも刺繍をしてみました。

(仕事復帰してからは、全然していませんが)

今回、保育園帽子に刺繍をしてみて「もっとやってみたい」と感じたら、ぜひほかのTシャツやトレーナー、巾着袋などにも刺繍してみましょう。

 

↓トレーナーに刺繍をしてみました。

西松屋で購入したお安いトレーナーですが、刺繍をするとオリジナルトレーナーに変身します。

hirako
子どもも大喜びでした!「これ、作ってくれたのー」と先生に自慢していました。

ワンポイントだけの簡単な刺繍でも、全然印象が変わります。

シンプルな刺繍は、慣れれば1時間もかかりません。

ママの気分転換にもなりますので、ぜひチャレンジしてみてください。

 

初心者におすすめな刺繍の本は?

先ほどもお伝えしたとおり、一番時間がかかるのが「図案を決めること」です。

ネットなどでもたくさん紹介されていますが、わたしからすると「悩んでいる時間がもったいない」です。

おすすめとしては、

「一冊、自分の好みの本を購入して、そこから選ぶ!」です。

選ぶ図案を最小限にして、悩む時間を減らしましょう。

hirako
悩むのが好きなら結構ですが、わたしはあれこれ悩むと疲れちゃうので・・・

わたしが購入したのは、刺繍作家の川畑杏奈さんの「はじめてでも上手にできる 刺しゅうの基本」という本です。

初心者向けに、すごく丁寧に書かれた一冊です。

しかも図案がかわいい!上品です。

hirako
元々、インスタで「かわいいなー」と目を留めたのが、川畑さんを知ったきっかけです。

いろいろな図案が紹介されているので、初心者であれば、この一冊でOKです。

 

わたし個人の意見としては、ステッチの方法などは、どの本もきちんと紹介してくれているし、ネットを見れば動画でも教えてくれます。

本を購入する場合は、「好みの図案が載っているか」「使えそうな図案が載っているか」が決め手だと思います。

その点で言えば、川畑杏奈さんの本は「かわいくて、使える」のでおすすめです。

 

さいごに

長女の保育園の帽子に刺繍をしてから、2年が経ちました。

今でも、「ママが作ってくれた帽子ちょうだい~」と、保育園の帽子を喜んでかぶってくれています。

批判を恐れずにいうと、「市販のものより、手作りのほうが母親の愛情を伝えられる」と思っています。

これは、自分の経験から思うことです。

 

「母の手作りは、子どもの記憶にのこる」

わたしの母も子どもの頃、服やカバンなど、いろいろと作ってくれました。

大人になって小さい頃のことを振り返ると、「買ったもの」より、「母のつくった服やかばん」のほうが確実に記憶に残っています。

ボロボロになった今でも捨てきれず、大事に残しています。

やっぱり、「ママが手間をかけて作ったもの」というのは、子どもの心に残るんだなーと実感しています。

 

同じように、自分の子どもにも、手作りのものをプレゼントしたいのです。

母のように色々と作ることはできませんが、「簡単な刺繍」であれば、スキマ時間にもできます。

 

忙しいけど「あえて、やってみる」が大事。

ワーママ生活になると、さらに忙しく、“手間暇かけてなにかをする”という時間はなかなかとれません。

それでも、「あえてやってみる」と、子どものためにしていることが心の余裕をもたらし、良い気分転換になったりもします。

「自分が好きなことをする時間」って、ママには必要なのかもしれません。

子どもが手作りのものを喜んでくれるのも、小さいうちだけです。

慣れれば気軽にできる「刺繍」、一度チャレンジしてみてください。

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天然パーマのhirakoが発信するワーママブログ。 ママ向けお役立ち情報や、ときには感情そのままを記事にしていきます。 読んでくださった方が「読んでよかった」と思える記事を、がモットーです。 イラストも自分で描いてます。