こんにちは、hirakoです。
わたしは現在、中小企業で事務職をしております。
これまで、コピーライター、人事など、様々な職業を経験してきましたが、どれも共通して言えるのは「仕事を楽しむことが出来た」ということです。
それは、あるナイスな言葉を知ったから。
辞めてしまった仕事もありますが、それでも後悔なし。
その仕事に就けて良かったと、嘘偽りなく思っています。
「今の仕事にやりがいを感じていない・・・」
「今の仕事がつまらない・・・」
「今の仕事を辞めたいと思っている・・・」
そんな方に、ぜひ一読して頂ければと思います!
目次
「変化」は絶対にあるものだ、と理解しよう
皆さんは「変化」は好きですか。
正直、わたしは好きではありません。
とくに仕事では、慣れた業務をこなして、なるべく同じペースで負荷をかけずに進めたいタイプです。
新しい仕事をもらったり、チーム編成があったり、部署異動があったり・・・という変化はなるべく避けたいのが本音です。
でも、正直、仕事をする上で「変化」は避けて通れないものです。
実際、わたしは大学卒業後に入社した求人広告の会社で「変化」のオンパレードでした。
最大級の出来事は、リーマンショックの大打撃を受けて「人員削減が行なわれたこと」です。
『当然の如く仕事があって、同じ状態でずっと仕事ができる』
という考えは、まったくもって正しくないと確信しています。
【実例】1年半という短い期間で起こった「会社の変化」
1人目を出産し、わたしは育休を1年半取得しました。
1年半会社を休むと、大なり小なり変化がありました。
同じく、1年以上休んでいたママ友に話を聞くと同様でした。
「たった1年半」で、以下のような会社の変化があったのです。
【1年半で起こった会社の変化】
- 新規事業が始まった
- 会社が移転した
- 子会社と合併した
- 上司が変わった、後輩が辞めた
- 他会社に委託していた業務を、自分の部署で請け負うことになった
- 服装自由だったのに、オフィスカジュアルになった
- お弁当を持参できなくなった(食品関係で働いており、部署が変わったためとのこと)
たった3人の事例ですが、3人だけでもこれだけさまざまな変化が会社に起こっているのです。
「1年半の間、何も変わらない」という状況はあり得ないのです。
なぜ、変化は起こるのか?
なぜ、「会社に変化が起こるのか?」
逆に、「変化が起こらない」とはどういうことか?を考えると、分かりやすいかもしれません。
変化が起こらない=周りの状況が変わらない、ということです。
つまり、以下のような状況です。
- お客様は同じ商品を、常に同じ数量注文してくれる。
- 競合他社がいない。
- 新しい製品やサービスが開発されない。
- 会社が売上を伸ばそうとしない。
「ライバルがいなくて」「継続的にお客さまから一定数の注文があり」「売上が安定している」。
そして、会社も「売り上げ拡大を目指さない(現状維持でいい)」
こんな状況であれば、仕事内容は一生変わらないかもしれません。
独自性の高い商材を扱っている企業であれば、稀にそのような会社があるかもしれません。
しかし、多くの会社は常にライバルとの戦いです。
時代と共に周りの状況は、少しずつ変化しています。
それに伴い、会社は色々な策を考えます。
新しい製品やサービスを考えたり、社員教育に力を入れたり、新たなシステムを導入したり・・・様々な変化をし続けています。
わたしの勤める会社も例外ではありません。
創業当初から扱ってきた主力商品が、画期的な製品の台頭により縮小傾向になっています。
この先、確実に売り上げが落ちていくため、会社は他の主力商品の売り出しに注力しているところです。
現在、営業会議で「販売商品の企画」や「狙うターゲット層」を話し合ったり、事務職は営業電話やチラシを作ったりと、新しい仕事がどんどん生まれています。
会社が生き残るためには、「変化」とは縁が切れないのです。
『変化』は必ずある
と理解し、「変化を受け入れられる体制」を自分で作ることがとても大切なのです。
変化を楽しむナイスな言葉とは?
「変化を受け入れられる体制づくり」というと、難しいですが、「目の前で起こった変化」をポジティブ転換できればいいのです。
その、ナイスな言葉がこれ。
「これは、自分にとってどんなメリットがある?」
自分にとって、どんな良いことがあるのか?を考えると、その変化も受け入れやすくなります。
わたしの例を挙げます。
わたしは前の会社を「上司のパワハラ」が理由で辞めたのですが、今となっては経験してよかったなと思っています。
(辞める前後は精神崩壊寸前でしたが・・・)
「上司のパワハラ」を経験してよかったこと
- 自分がした仕事に対して「ありがとう」と言われる大切さに気付いた
- 感情的に怒ると、相手には伝わらないことを学んだ
- 「怒られないように・・・」と、何のために仕事をしているのか分からなくなったら辞め時だと分かった
- 人に迷惑をかけてでも、会社は辞めてOK。自分を守れるのは自分しかないと知った。
- 精神的にきつい状態が続くと、元の状態に復帰するのも時間がかかると知った。
辛い事が多々ありましたが、学んだこともたくさんありました。
おかげで、「あの状態よりまし」と思える強さが身に付きました。
この経験をポジティブに考えられず、「あの会社、サイアクやった」「ほんま入社したのが間違いだった」と自分の経験を卑下してしまうと、自分にとって何のメリットにもなりません。
自分自身で、自分の得た経験をポジティブに変換することが大切です。
上記の事例以外にも・・・
- 新人が入社した。⇒自分にどんなメリットがある?
- 新しい仕事を受けることになった。⇒自分にどんなメリットがある?
- 上司が変わった。⇒自分にどんなメリットがある?
- 担当のお客さまが変わった。⇒自分にどんなメリットがある?
会社で起こる変化を、「自分にどんなメリットがある?」と考えるクセをつけてみましょう。
すると、受け止め方が変わってきます。
ポジティブに物事を受け入れられるようになれば、仕事の取り組み方も変わってきます。
もう一つのメリットとして、変化を自分にとっての「負荷」だと思わなくなれば、精神的な負担も軽減されます。
ストレス対策にも役立ちますよ!
ぜひ、一度試してみてください。
変化を楽しむために、日頃からできること。
復唱しますが、「変化は必ずあるもの」です。
先ほどお伝えしたように、変化が目の前に起こったときにポジティブ変換することも大切です。
もう一つおすすめなのは、「日頃から、会社の動きを観察しておくこと」です。
ニュースを読んで、時代の流れを掴んでおくことも大切です。
日頃から、トップや上司の話に注目して、今の会社の状況、今後どうしていくのか?が少しでも掴めていれば、何かあったときにピンとくることがあります。
新しい仕事を振られたときも、「なぜ、この仕事が生まれたのか?」と考えると、今目指している会社の動きが見えてくることもあります。
「なぜ?」「なぜ?」と注意深く観察していけば、会社や仕事にも興味が生まれます。
さらにいいことに、「なぜ、今この仕事を自分がしているのか?」が理解できてきます。
仕事に対しての理解度が深まれば、仕事のモチベーションアップにもつながります。
仕事を楽しみたいなら、目の前の起こっていることに対して、「なぜだろう」「なぜだろう」と自問自答してみてください。
少しずつ興味が生まれてくるはずです。
さいごに
「変化はこわくない」「変化は、自分を成長させてくれる」
そう考えると、変化に対する耐性も少しずつ備わってきます。
「考え方」を鍛えると、仕事だけでなく、プライベートでも役に立ちますので、ぜひ変化を恐れない力を身に付けていきましょう。
ちなみに、「変化は必ずある」という考え方は『チーズはどこへ消えた』という本から教わりました。
とてもシンプルに「状況は変化する」「変化を受け入れられないと、どうなるか?」ということが書かれていて、とても分かりやすいです。
「変化は必ずある」ということにまだ少しでも抵抗がある人は、読んでみてください。
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