こんにちは、hirakoです。
皆さんはいまの仕事を楽しめていますか。
わたしは現在、中小企業の事務職として働いているのですが、元々はコピーライターや人事といった専門性の高い仕事に就いていました。
「事務職」に転職した際、仕事に面白みを感じられるのか・・・と少し不安に感じた部分はあったのですが、“ある考え方”がベースにあったことで、事務職もやりがいを持って働くことができています。
いま、事務職として働いていて、「やりがいを感じない」「つまらない」と感じている人はぜひ一読してみてください。
明日からの仕事で、ちょっとした変化があるかもしれません。
目次
事務職はつまらない?その理由を探ってみよう。
いまの仕事がつまらない、楽しくない、と思っている理由は何でしょうか。
「事務職がつまらない理由」は人それぞれ、会社それぞれな部分はありますが、以下の理由が多いです。
【事務職の仕事がつまらない理由】
- 決まりきった仕事をこなす単調作業だから
- 何のために仕事をしているのか分からないから
- 頑張って処理したところで、評価に結びつかないし、ミスをすれば怒られる
事務職の仕事の傾向として、「与えられた仕事を正確に処理する」ことが求められます。
利益を生み出す仕事ではなく、多くの業務をこなしたからと言って評価されるわけでもない。
「自分が何のために、この仕事をしているのか?」があまり実感できにくい仕事ではあります。
また、わたしが実際に事務職をしていて感じるのは、『自分から情報を得ようとしない限り、会社の動きやトップの考えを知る機会が非常に少ない職種だな』ということです。
与えられた仕事だけを一生懸命すればいい、というメリットはありますが、一方でデメリットもあります。
会社の動きをあまり理解していないので、
「自分の今している仕事は、どんな役に立っているのか?」
「自分の仕事は、会社にとってどんな利益をもたらしているのか?」
「会社が発展していく上で、今手掛けている仕事はどういった意味をなしているのか?」
といった部分をあまり感じられません。
いま、事務職の仕事でやりがいを感じない・・・という人は、「会社における自分の仕事の意義」をあまり実感できていないのではないでしょうか。
端的に言えば、以下のような感じです。
▼仕事の意義を感じていない人
▼仕事の意義を感じている人
同じ仕事をしていても、捉え方次第で、仕事の深みが変わってきます。
仕事の意義を感じながら仕事をすることで、確実にやりがいを感じるようになります。
「なんで、こんな仕事しないとダメなの?」「つまらない・・・」という精神的な負担が減り、ストレス解消にもなる!というメリットもあるのです。
事務職がつまらない!「経営視点」があれば、世界が変わる
わたしが「経営視点」を意識するようになったのは、ある人の言葉がきっかけでした。
大学卒業後、わたしはコピーライターとして働いていたのですが、事情があり辞めることになりました。
その際、あるイベントで出会った経営者の方に「会社を辞めること」「コピーライターという素晴らしい仕事を辞めて、次もやりがいのある仕事に就けるのか不安だ」ということを話しました。
すると、笑顔で一言。
「ぜんぜん問題ないよ。どんな仕事も、経営者の視点に立って仕事をすれば、やりがいは感じられるから」
その言葉は今でも忘れません。(その方の顔は忘れてしまいましたが)
とはいえ、「経営者の視点」といっても、経営者になったことがないから分からない・・・
そう思っていましたが、とにかく「経営者に視点」になって考えてみることにしました。
新入社員でもできる!超簡単な「経営視点」の持ち方とは?
「経営視点をもつ」なんて、偉そうに言っていますが、わたしの「経営視点の持ち方」は以下のとおり。
『社長の立場で、モノゴトを考えてみよう!』
です。
自分の理解できる、想像できる範囲でまずはOKです。
とにかく、社長や直属のトップの人の立場を想像して、会社で起こるさまざまな事柄を考えてみるのです。
【たとえば、新しい仕事を振られたとき】
→「なぜ、新しい仕事が生まれたのか?」「自分に仕事を振った上司は、自分に何を求めているのか?」と考えてみる
【たとえば、会社の業績が上がったとき】
→「なぜ、業績が上がったのか?」「業績が上がったことで、次にどんな展開が待っているのか?」「販売好調な商品は、なぜ好調なのか?」と考えてみる
【たとえば、人が辞めたとき】
→「人が辞めたことで、チームにどんな影響があるか?」「離職率を下がるには、どうしたらいいか?」「人が辞めないような対策を立てたほうがいいのか?」と考えてみる
会社では日々、大なり小なり、さまざまな出来事が起こります。
すべて受け流すのではなく、一旦、自分のことと捉えて「なぜなんだろう?」と考えてみる習慣をつけてみましょう。
すると、目の前で起こっている出来事が他人事ではなく、「自分の会社の」「自分にも影響がある出来事」として認識できるようになってきます。
「自分の会社だ」と思えたら、すべてに興味がわいてくる
「経営視点でモノゴトを考える」という考え方は、どんな仕事でも役に立ちます。
この考え方を取り入れることで、自分が関わっている仕事が「作業」ではなく、「仕事」としていつも捉えられるようになりました。
とくに事務職の仕事は、データ入力や受発注業務、見積作成など、比較的ほかの職種と比べて「単調作業」が多いです。
そこに「経営視点」を取り入れることで、視野が広がり、仕事へのやりがいや充実を感じられるようになります。
さいごに:経営視点を身に付けて、事務職を楽しもう!
周りの人間関係や環境を変えるのはむずかしいですが、自分の視点を少し変えることは自分で出来ます。
「わたしが社長だったら・・・?」、この視点でいろいろと会社のことを考えてみてください。
きっと新しい発見があるはずです。
ぜひ、事務職に新しい考え方を取り入れ、仕事を楽しむ術を身に付けていきましょう。
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