こんにちは、hirakoです。
わたしはこの春から2度目の育休復帰を果たし、1年ぶりに仕事をスタートします。
育休明けのワーママにとって、「同じように仕事ができるか?」という不安を多く抱えていらっしゃる方も多いかとは思います。
一方で、実際に復職してみると「全然仕事がない」「なんだか社内で浮いている」という状況に悩んでいるママの声も多く聞かれます。
実際、わたしも1度目の育休復帰の際、以前にくらべ、仕事がかなり減り、なんだか戦力外通告を受けたような気がしました。
これからの時代、いろいろな理由により、「育休明け、仕事がない」という事態は十分にあり得ます。
皆さんならどうしますか?
気になる方は、以下ぜひ参考にして頂けるとうれしいです!
目次
育休明け仕事がない!という事態があり得る理由
「育休明けに仕事がない」という状況はなぜ起こるのでしょうか。
以下、3つの理由が考えられます。
理由①人員が増加されている場合
皆さんが産休に入るタイミングで、欠員補充として増員される場合があります。
復職のタイミングであなたとチェンジするのであれば、問題ありませんが、継続して勤務する場合、人員が1人分多くなります。
また、育休中、社内の仕事量が大幅に増え、人員増加をしたものの、あなたが入社した際には比較的落ち着いている、という事態もあり得ます。
理由②全体的な仕事量が減少している場合
人工知能や革新的なシステムの導入などで、一気に「人間が担当する仕事」が大きく減少します。
いま、わたしは営業事務をしているのですが、将来的に事務作業もAIに奪われてしまう可能性があります。
↓堀江貴文さんの著書にも「事務職」は将来なくなると書かれています。理由を知ると、納得。
そのほか、会社自体の業績不振、競合企業の台頭などで、売上が低迷し、仕事量が減ることもあります。
理由③ワーママに仕事を振りづらい環境の場合
フルタイムのときは仕事があったけれど、「ワーママ」に仕事を振りづらいこともあります。
ワーママは子どもの事情などで、突然お休みをしたり、時短勤務を利用し他の人より早めに帰宅したり、と普通の社員と同じような働き方をするのがむずかしいです。
「仕事を振っても、期日までに出来なさそうだし」
「夕方に顧客から電話があっても対応できないし」
「たくさん仕事を振って、辞められても困るし」
ワーママの扱いに慣れていない会社であれば、なおのこと、
「(ワーママ)に、どう仕事を振ったらいいかわからない」
と、無難な仕事しか振られず、結局、手持ち無沙汰になってしまう、ということも考えられます。
育休明け仕事がない・・・コロナの影響でさらに加速するかも?
今、新型肺炎「コロナ」が世界中で大流行しており、情勢が悪化しています。
リーマンショック以来の大打撃、またはそれ以上とも言われています。
情勢が悪化するとどうなるのか?
わたしはかなり危機感をおぼえています。
なぜなら、2008年のリーマンショックのとき、「会社を辞めることになったから」です。
テレビで大きく騒がられている「情勢悪化」は、リアルにわたしたちの「仕事」と関係していることを身をもって体験しました。
会社の業績が大幅にダウンし、「早期退職制度の導入」や「肩たたき」などがありました。
↓こちらの記事で詳しく書いています。
経営が芳しくない方向に進めば、会社は2つの対策をします。
「売り上げの維持・向上」
「今のコストを下げる」
です。
今のコストを下げるために有効な方法が「人員削減」です。
1人の社員を辞めさせれば、すぐにコストが浮くからです。
もし今の会社で、「人員削減」が始まった場合、皆さんは生き残れるでしょうか。
育休明け仕事がないのはまずい。今からできる3つのコトとは?
一般社員と比べ、ワーママは条件がわるいです。
「他の人より、勤務時間が短い」「休みがち」「残業ができない」「仕事を振りづらい」からです。
でも、ワーママは、すぐには仕事を辞められないのです。
給料は、自分のためではなく、家族のため、子どものために必要だから、です。
ワーママとして働き続けるために、今からできることは何でしょうか。
大きく3つのことが挙げられます。
その①:仕事を積極的に勝ち取っていく。
「与えられる仕事」に限界があるのであれば、みずから仕事を勝ち取っていくしかありません。
■「仕事を積極的に受けたい」という気持ちをアピールする
「ワーママに仕事を振りづらい」という周りの先入観を、少しずつ変えていきましょう。
上司や同僚と話す機会があれば、積極的に「出来なかったときに相談させてもらうので、まずはどんな仕事でも引き受けたい」と伝えます。
「本当にできるのか?」と不安はあるかと思いますが、育休明け、最初の段階でキャパを広げるように努めていた方がいいです。
「これぐらいのボリュームの仕事しか出来ない」と固めてしまうと、今後それ以上の仕事が出来なくなるから、です。
「この人なら仕事を振っても、気持ちよく引き受けてくれそう」という印象がつけば、自然と仕事が回ってくるようになります。
■社内の忙しそうな人をフォローする
仕事をなかなか振られないのであれば、周りにいる「忙しい人」に焦点を当てましょう。
きっと手が回らない仕事を抱えているはずです。
声をかけ、自分に何か手伝えることがないかを考えてみましょう。
「何かないですか?」と聞くのも大切ですが、わたしの経験上、「人にやってもらう」のも結構めんどくさいのです。
「いちいち説明するより、自分でやった方が早いから」です。
出来れば、相手から
「わたし、〇〇できますけどやりましょうか?」
「フォーマットさえ作ってもらえれば、入力はできますよ」
など、具体的に提案してもらえたほうがありがたいです。
相手の立場にたって、どうやったら相手がムリなく仕事を振ってくれるか?を考えてみることがとても大切です。
■新しい仕事を生み出す
もっともハードルが高いことですが。
「現状、仕事がない」のであれば、新しい仕事を生み出す、ということも考えてみましょう。
- 仕事の進め方の改善策を提案したり、
- 書類の整理方法を工夫して、メンバーに共有したり、
- 取り扱い製品のチラシやポップを作ったり
- 新入社員向けの会社案内を作ったり
誰かの役に立つ仕事を生み出すことができれば、社内での評価もぐっと高くなります。
その②:転職サイトに登録する
転職する予定がなくても、「転職サイトに登録する、という行動を起こす」ことはとても有効的です。
「今の会社しかない」という固定概念が、行動を起こすことで緩むからです。
1つのサイトだけでもいいので、とりあえず登録し、希望する条件にチェックをいれ、どんな企業があるか見てみてください。
在宅ワークに興味があれば、「在宅ワークOK」「リモートワークOK」の会社を探してみるのも一つです。
「在宅OKの会社はプログラミングのスキルがいるなー」と知ることができれば、今の会社で働きながら資格取得を目指すきっかけになるかもしれません。
「転職サイトを見ること」は、次のステップへのきっかけになることがあるので、ぜひ一度チェックしてみてください。
その③:副業を検討する
「副業を始めてみる」のも有効的な方法です。
副業禁止の会社もありますが、個人的な意見としては、
です。
なぜなら、本当に副業として収益を上げられるかわからないからです。
今の会社に不安を抱えながら働き続けるより、自分自身で収入を得られる道を探しながら働く方が心にゆとりが持てます。
実際、わたしもこのブログを運営して、心の安定を得ることができました!
育休明け仕事がない。つらくても、絶対にやってはいけないこと。
「育休明け、仕事がない」という状況は、本人しかわからない辛さがあります。
「会社で働いているのに、必要とされていない」という状況は、
と憤りをおぼえます。
そんな状況になっても、絶対にやってはいけないことが2つあります。
それは、
- 周りに不満を言う
- 会社や環境のせいにしない
です。
「仕事がないこと」に対して、不満やグチを言うのは、
「わたし、仕事をもらえない人間なの」と言っているのと同じです。
自分の評価を下げるだけです。
先ほども挙げましたが、「育休明け、仕事がない」という状況は、さまざまな理由があります。
なぜ、「仕事がないのか」の背景を知り、冷静に「自分が出来ることをする」のが賢明です。
子育てをしながら働くという「ワーママ」を選択したのは、自分です。
会社や周りの人のせいにせず、冷静に、「じゃあ、どうしたらいいか?」と考えることが、今の状況を抜け出せる、もっとも有効的な方法です。
さいごに
実際、育休明けに仕事がなかったらどうでしょうか。
「退職勧告を受けているように捉えるのか?」
「時短勤務だから、仕方がないと思うのか?」
「仕事が少なくてラッキーだと思うのか?」
受け取り方は人それぞれだと思います。
捉え方は自由ですが、気を付けたいのは、
不安にかられて、家庭に感情を持ち込まないこと
です。
不安になると、精神的なダメージも大きいです。
家事や育児に集中できなくなり、気持ちに余裕がなくなれば、子どもへの接し方にも影響を及ぼします。
結局、それで後悔するのは自分です。
もし、育休明けに仕事が振られない・・・どうしよう・・・となったときは、ぜひ上記の対策を一つだけ実行してみてください。
みずから行動を起こせば、自信が生まれ、心にゆとりが生まれます。
子育てしながら仕事を続けていくのは大変ですが、考え方や行動を変えるとなんとかなったりするものです。
自分なりに工夫しながら、上手に乗り切っていきましょう!