こんにちは、hirakoです。
皆さんは仕事をする上で、自分の「仕事軸」を持っているでしょうか。
わたしは、転職サイトの制作や人事の仕事に携わってきました。
その経験を踏まえ、転職をする際にも役立つ「仕事軸」の重要性や見つけ方についてご紹介いたします。
自分だけの仕事軸を持っていますか。
「仕事軸」とは、一言でいえば「何のために仕事をしているのか?」ということです。
「お金を稼ぐため」「家族を養うため」という経済的な理由はなしにして、考えてみましょう。
たとえ、給料が安くても、少々労働環境がきつくても、自分が頑張れる「理由」があなたの仕事軸です。
自分の仕事軸を見つける3つの方法
「自分の仕事軸が分からない」という人は、下記を参考にしてみてください。
自分の仕事軸を見つける方法を3つご紹介します。
どれか一つだけ試してみるのもありですが、すべて実践した方が自分の納得した仕事軸が見つかるはずです。
①日々の仕事を振り返ってみる
自分の仕事を振り返ってみましょう。その中で
- 嬉しかったこと
- やりがいを感じたこと
- 誰にも負けないこと
- 自信があること
- 達成感を感じたこと
を思い出してみてください。
その中で共通することがあれば、それがあなたの「仕事軸」の可能性が高いです。
➁求人情報の仕事内容を見て、比較してみる
同職種に転職する場合でも、企業によって仕事内容は異なります。
たとえば、事務職の場合
【A】データ入力やメール対応などがパソコンでコツコツ作業する仕事が多い
【B】営業のフォローや電話対応、仕入先との交渉など、人と折衝する仕事が多い
仕事内容をチェックしてみて、「どちらの仕事の方がチャレンジしたいと思えるか?」を比較してみてください。
仕事内容を比較することで、自分が何を重視しているか?どんな仕事が好きなのか?が見えてきます。
③周りの人に聞いてみる
実際、一緒に働く同僚や先輩に、「自分はどんな仕事が向いていると思うか?」「どんなことが得意だと思うか?」などを聞いてみましょう。
自分では気づかなかった新しい発見があるはずです。
「自分が好きな仕事」と「他者から評価されている仕事」が違う場合もあります。
周りの意見を聞いた上で、改めて自分の仕事軸を考えることで、より「仕事軸」が明確になります。
自分の仕事軸が明確化されると、転職に役立ちます
自分の軸が見つかると、さまざまな場面で役に立ちます。
その一つが、転職活動です。
仕事軸が見つかれば、自分に合う仕事が見つかる!
先ほど挙げた「事務職」の仕事を再度例に挙げます。
【A】データ入力やメール対応などがパソコンでコツコツ作業する仕事が多い
【B】営業のフォローや電話対応、仕入先との交渉など、人と折衝する仕事が多い
仕事軸が「人に喜ばれること」であれば、上記どちらがマッチしているでしょうか。
言わずもがな、【B】です。
【A】のほうが少し給料が良かったり、通いやすい、という理由で、安易に【A】を選ぶと、仕事の充実感が得られず、また転職を考える可能性も危惧されます。
「仕事軸」だけが企業を選ぶすべてではありませんが、「仕事軸」を含めた上で企業選びをすることで、より自分に合った仕事が見つかる確率は高くなります。
明確な仕事軸があれば、面接でもアピールできる!
「自分は〇〇があれば、頑張れる!」という明確な仕事軸があれば、面接の際にも自信を持ってアピールできます。
自分の仕事軸を見つけた経緯や、その仕事軸がどう活かせるかなどを話せば、根拠があり、面接官にとっても納得度の高いアピールが出来ます。
仕事軸は、辞めるときの判断基準にもなる
何かしらの理由で、今の勤め先を辞めたいと思った場合にも「仕事軸」は役立ちます。
自分が頑張れる理由である「仕事軸」が、
- 今の会社でしか出来ないのか
- ほかの会社でも出来るのか
によって、本当に転職すべきかどうかが判断しやすくなります。
さいごに:「仕事軸がないと、転職は成功しない」
昔、「仕事軸をしっかりと持ったうえで、転職はしたほうがいいよ」と先輩にアドバイスをもらったことがあります。
「自分が仕事をする上で何を大切にしているのか?」、反対にいえば「絶対イヤなのは、どのような環境なのか?」を知っておけ、ということです。
仕事軸が分からないまま、転職活動をしてしまうと、入社した後に「ちょっと違った」ということになりかねません。
そうならないように、まず今の仕事を冷静に振り返り、自分だけの「仕事軸」を明確にしたうえで転職活動を始めてください!
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