こんにちは、hirakoです。
最近、知り合いにすすめられ『ユダヤ人 大富豪の教え』という本を読みました。
「お金を稼ぐ」って自分とは無縁だし、「お金を稼ぐこと」への執着が全然なかったわたしですが、この本を読むと「お金を稼ぐこと」へのイメージが一新されました。
「お金を稼ぐとは?」「幸せな人生とは?」ということが、シンプルかつ深く理解できる本です。
『ユダヤ人大富豪の教え』とは?
『ユダヤ人大富豪の教え』は、著者の本田健さんがアメリカで出会った大富豪ゲラー氏に「成功者になるための秘訣」をレクチャーされた内容です。
ストーリー仕立てで、話が展開していきます。
このゲラー氏が本当に魅力的な人なのです。
ゲラー氏の言葉の節々に、知性の高さやユニークな人柄、クリエイティブな発想、温かい心の持ち主なんだということが感じ取れます。
タイトルを読んで、「お金持ちになる秘訣なのかな?」と思いましたが、少し違いました。
秘訣と言うより、人生が豊かになる本質を書いた本とでもいいのでしょうか。
- お金を稼ぐ、とはどういうことか?
- お金から解放されるには、どういうビジネスをすべきなのか?
- 莫大なお金を手にした人はどんな考えを持っているのか?
実際、大富豪になった人にしか語れない話が満載でした。
総括として、わたしが本を読んで数か月経っても、まだ学びとして残っているのは2つです。
- お金を稼ぐ=人を幸せにすること
- たくさんのお金を手にしたら、人を幸せにできること
この本を読んでから、「お金を稼ぐ」ことは素晴らしいんだ!という認識に変わりました。
わたしの価値観を変えてくれた『ユダヤ人大富豪の教え』ですが、その中で印象的だったエピソードを3つご紹介します。
『ユダヤ人 大富豪の教え』で印象的だったストーリー3選。
『得意なものではなく、好きなことを仕事にする』
まず、大切なのは「自分を知ること」。
多くの人は、自分が誰かを分からないまま、自分以外の何者かになろうとして、人生を生きている。
これに惹かれたのは、今のわたしの悩みと重なったからです。
わたしもこれからの人生、大好きだと思える仕事を見つけたい!と思っている最中なのです。
今勤めている会社で事務を続けるのか、はたまた別の道を歩むのか。
本の中では花屋さんが例に挙げられていました。
利益ばっかり考えている花屋と、お花が大好きで仕方ない店主が営む花屋。
どちらで花を買いたいと思う?と。
自分が仕事を楽しむことで、そこに価値が生まれるんだと、改めて気づかされました。
『ミリオネア・メンタリティーを身につける』
“豊かさ意識”を身につけよう、ということです。
著者の本田さんも同じ疑問を抱いていましたが、人間っていいイメージを想像するとバチがあたりそうになります。
わたしも、そんな感じです。例えば、自分がお金持ちになるイメージを想像すると、、、なんだか怖いんですよね。。
でも、ゲラー氏が言うには、「多くの人の最大の問題は、理想の状態をイメージしないこと」そして、大事なのは「イメージをする際に出てくる不安、恐れ、イライラに立ち向かうことだ」とのこと。
理想的なイメージを想像すると、付随して、努力しなければいけない大変なことが思い浮かびます。
大変なことも受け止め、夢を強くイメージできるようになることが大切なのです。
ちなみに、豊かさ意識の高め方について、「預金通帳の残高にゼロを書き足す方法」が紹介されてありました。
自由人と不自由人
- 自由人は、「流行っているレストランやお店のオーナー」「印税の入る作家」「特許、ライセンスなどを持つ人」「株、債券、貯金の配当を得る人」など。
- 不自由人は、「会社員・公務員」「大企業の社長・役員」「自営業者」「中小企業の経営者」など。
自由人は経済的、社会的、精神的に独立して、誰からの援助も指図も受けない。
その人個人が考えるとおりに人生を生きている。不自由人は、経済的、社会的、精神的に誰かに依存している。
お金に執着しない生き方をしたければ、お金が入ってくる仕組みづくりに着目しなければいけない、と書いてありました。
好きな仕事をし続けて、収入を得続けるのも幸せな生き方です。
でも、将来的には「お金に縛られずに好きなことができたら」すごく幸せですよね。それこそが、自由人の生き方です。
わたしも何かのきっかけで独立することがあるならば、最初の段階で、ビジネスを最終的にどう持っていくか、を考えた方がいいことを学びました。
さいごに
最後に、もうひとつだけ。本の中で心打たれた場面を1つ紹介させてください。
それは、別れの場面です。
本田さんが日本に帰る際、ゲラー氏が本田さんの成功を願うと共に、もう一つ本田さんに条件として提示したことがあります。
それが、とてもゲラー氏の素晴らしい人格を表しています。
ここで詳しく言えないのが非常に残念ですが、わたしも、自分や家族だけでなく、周りの人たちをも幸せにできる人になりたい!と強く思わせてくれた場面でした。
読んで、泣きました。
わたしにとって、『ユダヤ人大富豪の教え』は、古本屋に売らず、家の本棚に置いておく一冊になりました。
これから何度も読み返し、書かれてある内容をもっと自分の心に残していきたいと思います。
それほど、わたしにとっては、価値ある内容でした。
一気に読めば、読了時間は4~5時間です。気になる方は、ぜひ一度読んでみてください。
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