こんにちは、hirakoです。
仕事も育児もがんばるワーママにとって、「毎日の晩ごはんの支度」はとても大変です。
実際、わたしも「晩ごはん」については四苦八苦しています。
いろいろと摸索している中、出会ったのが「水出し昆布」です。
これが、簡単で、すごくおすすめだったので、ご紹介したいと思います。
目次
手抜きの晩ごはん、「お惣菜に頼ったらいい」と言ってもそうはいかないのが本音
実際、ワーママ生活を送ってみて感じたのですが、「手を抜くと、とことん抜いてしまう」ということです。
本当に晩ごはんの献立について何も考えずにいると、
毎日、
「ごはん+味噌汁+野菜炒め」
少々寂しい献立になります。
「しんどいときは、スーパーのお惣菜を買ったらいい」、という意見もあります。
でも、やっぱりスーパーのお惣菜は味が濃いし、家で作れるメニューをわざわざお金を出して買うのも、なんとなく抵抗を感じます。
結局のところ、
スーパーのお惣菜も“たまに頼る程度”しか、頼れないのです。(個人的な意見です)
手抜き晩ご飯を続けていると、晩ごはんづくりが「めんどくさい家事」になる
手抜きご飯でもいいんです。だって、大変なんですから。
でも、毎日同じような献立で、まともに作ってあげられない日が続くと、ちょっと苦しくなってくるのが、ママの気持ちです。
変わり映えのないごはんを作っていても、正直楽しくありません。
そして、日に日に、子どもへの罪悪感も生まれてきます。
※わたしの場合なので、ご了承ください。
「あ~ちゃんと晩ごはん、作ってあげられてないな・・・」
と。
では、手の込んだご飯を作ってあげられるのか?というと、そんな余裕はありません。
子どもへの罪悪感に、自分の非力さが加わり、じわりじわりと精神的なダメージをくらいます。
手抜きの晩ごはんの救世主になるのが「水出し昆布」です。
「手の込んだ料理を作る余裕はない」
「でも、子どもには美味しい料理を作ってあげたい」
そんなママの切ない願いを少し助けてくれるのが、「水出し昆布」です。
わたしは「水出し昆布」を使い始めてから、「晩ごはんづくりに対する満足度」が1ランク上がり、気持ちがラクになりました。
たとえば、晩ごはんの献立が、
- ごはん
- 味噌汁
- 野菜炒め
だったとしても、味噌汁に「水出し昆布」を使うことで、
ちょっと自信をもって、ごはんを提供できるようになったのです。
ささいなことかもしれませんが、「ママの満足度を上げる」って、すごく大事です。
忙しい毎日の中でわざわざ用意する晩ごはんが
「手抜きして申し訳ない」と思いながら出すか、
「美味しいでしょ?」と自信を持って出すか、
モチベーションの度合いが変わります。
このモチベーションを維持する・高めるが結構大事なのです。
次の行動力を生むか、ダメージを受けて倒れるか、で、残っている家事の進み具合が変わってくるからです。
では、次に「水出し昆布」の作り方をご紹介します!
手抜きの晩ごはんの救世主。「水出し昆布」の作り方は?
【用意するもの】
- 水・・・1リットル
- 昆布・・・10g
水出し昆布の作り方は、以下3ステップです。所要時間は1分です。
①昆布を容器に入れる
➁水を入れる
③冷蔵庫に入れて、一晩おく
すごく簡単です。
一つ一つ、詳しくご説明します。
①昆布を容器に入れる
慣れるまでは計量器で10gはかってみてください。
大体の分量がわかれば、目分量でOKです。
昆布はだし取り用の昆布を使用してください。日高、真昆布、利尻、羅臼などの種類がおすすめです。
②水を入れる
1リットルの水を入れます。
③冷蔵庫に入れて、一晩おく。
わたしはハリオの容器を使っています。シンプルな見た目で、冷蔵庫にスッキリと収まります。
手抜きの晩ごはんに「水出し昆布」がおすすめな3つの理由
ワーママの晩ごはんにおすすめな「水出し昆布」、おすすめする理由が3つあります。
理由①:手間がかからない
水出し昆布を用意する時間は30秒あればできます。
忙しい毎日の中でも続けやすいのが、特長です。
ズボラな性格のわたしにとって、簡単すぎる水出し昆布も当初は、手間だと感じていました。
「棚にしまった昆布を袋から出す」のが、億劫なのです。
改善策として、昆布の保存場所を工夫しました。
保存容器に入る分だけ移し、手の届く範囲に置くようにしたのです。
気づいたときに、さっと用意できるようになったことで、続けられるようになりました。
理由②:手抜き感が軽減され、ママの満足度を高めてくれる
水出し昆布は、さまざまな料理に使えます。
中でも出汁の旨みを感じられるのが、「味噌汁」です。
ほぼ毎日作る味噌汁のベースを「水出し」に変えることで、簡単に味わい深い味噌汁が完成します。
出汁のベースがしっかりしているので、味噌の量が少なくて済みます。
塩分が抑えられるのが嬉しいです。
理由③:子どもに本来の出汁の旨みを味わってもらえる
これまでは、市販の顆粒出汁ばかり使っていたのですが、水出し昆布を使うことで「シンプルな出汁の旨み」を子どもに味わってもらえます。
市販の顆粒出汁も美味しいのですが、本来の昆布の旨みを味わう、という経験も子どもにとっては大切です。
ワーママの晩ごはんに大活躍の水出し昆布。どんな料理に使う?
実際、「水出し昆布」をどんな料理に使えるか?ご紹介します。
味噌汁
水出し昆布を鍋に入れて、具材と煮込みます。
最後に少し味噌を入れるだけで、美味しい味噌汁のできあがりです。
煮物
水出し昆布に酒、みりん、しょうゆ、砂糖などを加えて、煮物を作っています。
あんかけ
野菜炒めをあんかけにする場合などにも重宝します。
水出し昆布に片栗粉を入れて溶き、野菜炒めに入れています。
カレー
カレー作りの水を「水出し昆布」にすると、シンプルな具材でも旨みがあるカレーに仕上がります。
離乳食
赤ちゃんのいるご家庭であれば、離乳食づくりに重宝します。
冷凍したおかゆを少しゆるめるときに水出し昆布を加えたり、野菜を水出し昆布で煮たりと、いろいろと使えます。
「水出し昆布」のちょっとした疑問について
「水出し昆布」を使い始めたときに、ちょっとした疑問がありましたので、解決策をご紹介します。
昆布を入れっぱなしにしたらダメ?
昆布を入れっぱなしにしたほうが出汁が出続けるからいいのでは?という疑問がありました。
試しに「水出し昆布」を使い切るまでの3日間、ずっと昆布を入れ続けてみました。
すると・・・
のです。
昆布を入れたままにすると、昆布の苦み成分が出てしまいます。
なので、翌朝には容器から出すようにしましょう!
水出しに使った昆布は捨てるしかないの?
水出しに使った昆布は再利用可能です。
方法は2つ。
①昆布を煮出して、再度、出汁をとる。
→水出しをした昆布には、まだうまみ成分が残っています。
味噌汁を作る際などに、お水と一緒に昆布を入れ出汁として使うようにしています。
②昆布を料理に使う
残った昆布は、料理としても使えます。
佃煮やふりかけ、昆布巻きにしたりと、わりと使えます。
昆布10gを毎回使うのは、正直もったいない・・・
水出し昆布に使う「昆布10g」は、結構、昆布の量が多いです。
毎日のことなので、正直もったいないなーとわたしは思ってしまいます。
なので、わたしはその日の気分で、昆布の量を調整しています。
(というか、基本的には結構少ない。)
昆布の量が少ないと「出汁の旨み」も薄くはなりますが、それでも十分おいしいです。
うちでは「水出し昆布」は基本的に味噌汁で使っており、具材から出る出汁や味噌を足すので、問題なしです。
さいごに
ワーママ生活をしていて、最近思うのは「ムリに頑張らなくていい」ということです。
ムリして、疲れて、ムリして、疲れてを繰り返し、「毎日簡単料理でもいいじゃないか!」と思えるようになりました(笑)
そこでネックとなるのが、「子どもへの罪悪感」。
じゃあ、「シンプルだけど、美味しい料理を食べてもらうには?」と考え、「水出し昆布」にたどりついたのです。
まだまだ上手くいかないことばかりですが、とはいえ、「水出し昆布」を取り入れることで、素朴ながらも、ちょっと心が躍るごはんづくりができるようになりました。
時間をかけた手の込んだ料理はできなくても、「ちょっと」手間をかけるだけで、家族に喜んでもらえる食卓が生まれます。
簡単でおいしい「水出し昆布」、ぜひ皆さんも取り入れてみてください。